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泉健太氏「後悔は何もありません」立民代表選で再選されずも「全力を尽くした自負はある」

日刊スポーツ 2024年9月23日 18時22分

立憲民主党は23日、東京都内のホテルで臨時党大会を開き、党代表選の投開票を行い、現職の泉健太代表(50)は、再選されなかった。現職代表が再選されないのは異例だが、泉氏は「この3年間、全力を尽くして党代表の任務をやってきたという自負はあります。何の後悔もありません」と述べた。

代表選には野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉氏、吉田晴美衆院議員(52)の計4人が立候補。1回目の投票で過半数の票を獲得した候補者がおらず、野田、枝野両氏による決選投票にもつれ込んだ。

泉氏は2021年衆院選後、枝野氏に代わって代表に選出された。党大会終了後、報道陣の取材に応じ、代表時代の反省点を問われると「今、そういうことを言ってもあまり仕方がないと思いますが、全力を尽くして党代表の任務をやってきたという自負はあります」と胸を張り、「何の後悔もありません」と述べた。

野田新代表に期待することとして「明日には両院総会を開くと聞いている。とにかく挙党一致で、総選挙に向けて体制を万全に整えていただき、政策などもできる限り、これまでの蓄積を生かしていただきたい」と、注文も忘れなかった。

今回、当選1回で立候補し注目された吉田氏も決選投票には進めなかった。

選管発表によると、地方議員、党員、国会議員、公認候補予定者の投票をポイントに換算して算出された1回目の投票結果は、野田氏が267ポイント、枝野氏が206ポイント、泉氏が143ポイント、吉田氏が122ポイント。(合計738ポイント、過半数は369ポイント)。

また決選投票は国会議員、公認候補予定者、都道府県連代表がそれぞれ投票し、野田氏が計232ポイント、枝野氏が計180ポイントとなり、最終的に野田氏が勝利した。

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