立憲民主党は24日に国会内で開いた両院議員総会で、野田佳彦代表（67）の就任を受けて示された新たな執行部人事を承認した。
野田氏を支える新たな幹事長には、2020年に公開されたドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」（大島新監督）の中で、政治に必死に向き合う姿が描かれ話題になった小川淳也衆院議員（53）が起用された。
小川氏は当選6回。また政調会長には当選4回の重徳和彦衆院議員（53）が就任し、53歳コンビが党の重職を担う。国対委員長は笠浩史衆院議員（59）が、国対委員長代理から昇格する。小川、重徳、笠の3氏はいずれも代表選で野田氏を支持していた。
代表代行には政調会長を務めてきた長妻昭衆院議員（64）と、辻元清美参院議員（64）が就任。選対委員長は大串博志衆院議員（59）が留任し、代表代行を兼務する。【中山知子】