ジャーナリストの岩田明子氏が26日、フジテレビ系「めざまし8」（月～金曜午前8時）に出演。27日に投開票となる自民党総裁選について、高市早苗経済安保相が有利とした。
岩田氏は「予断を許さない。ホント難しい。派閥の締め付けがないから」と前置きした上で、「女性初の総理への期待がかなり大きい。インパクトがある」「積極財政派としての政策を打ち出している数少ない候補。金融界等々が歓迎している」と、高市氏有利の理由を挙げた。
「党員・党友票は高いが議員票が悩み。ただ、かぎとなる麻生太郎副総裁が高市さんに乗る可能性が出てきた。小林さんが降りたときに、支持していた議員が高市さんを全員支持するか。ここが今、バラバラ。1人1人固めていかなければならないのが不安定要素」と高市票の行方についても分析した。
現在の状況として高市氏と石破茂元幹事長、、小泉進次郎元環境相の三つどもえで決選投票になるとされている。
ここに来て、失速気味の小泉氏に関しては、「政策の内容、論戦、政治経験の乏しさが見えてしまったのは弱点。頼みは菅さんを中心とした議員票。刷新感を売りにしていた議員が麻生さんに会いに行った。やっぱり、派閥頼みかよと見られるのがマイナスポイント」としていた。