ニュースキャスター奥井奈々(31)が26日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食／一直線」(月～金曜午前5時)にゲスト出演した。
21日に単行本「ガチ存在価値－あなたの姿勢で勝ちが決まる－」(游藝舎)を出版した。
兵庫県淡路島出身の奥井は172センチの身長を生かして10代からモデルを始め、関西外国語大学を卒業して在学中にフロリダ大学に留学。就職を機に活動を休止してユニクロに入社した。
パーソナリティーの生島ヒロシ（73）が「ユニクロで学んだことは何ですか」と聞くと、奥井は「社是がたくさんあるんですけど、その中でも一番好きなのは“上司のためじゃなくて、お客さまのために働く”っていうところですね」と答えた。
生島が「結構それ、芯を食ってますね」と感心すると、奥井は「芯食ってると思います。柳井さん(柳井正ユニクロ代表取締役会長)の言葉、素晴らしいですね」と振り返った。
キャスター経験ゼロにもかかわらず、「年収1000万円」という触れ込みのニュースサイト「NewsPicks」のキャスターオーディションに応募。晴れて初代NewsPicksキャスターとなったが、カンペすらまともに読めず、生まれて初めてMCを担当した番組はわずか4回で打ち切りになった。その後は「X（旧Twitter）のポストをただ読むだけの係」へ降格となった苦い経験を持つ。
生島が「ガチ存在価値－」から「『新しい職場や部署でいきなり自分の存在価値を示せる人なんてほとんどいません。新しい環境で自分の存在価値に悩むのは当たり前』。いや、なかなか実感が出てますね」と引用すると、奥井さんは「実感、出てますか。ありがとうございます。自分の存在価値って結構、悩んでいる人が周りに多くて。で、自分もすごく悩んだので、悩んでる方に向けた処方箋みたいな本を今回、書きました」と笑顔で答えた。