元テレビ東京プロデューサーで、YouTubeチャンネル「ReHacQ－リハック－」を手がける高橋弘樹氏（43）が26日放送のTOKYO MX「堀潤モーニングFLAG」内の「激論サミット」に出演。自身の古巣「テレビ」について言及した。
今放送のテーマは「テレビは本当に“オワコン”なのか？」。高橋氏はテレ東退社理由を問われ「会社ともめちゃって」と打ち明けた上で「僕の場合はやむなしで辞めましたけど、辞めたは辞めたでテレビは懐かしいですよ」と率直な感想を語った。
そしてテレビについて「いいところと悪いところ、両方ありますけど、終わってるのは不便さ。間違いなく終わってる」と断言。「家にいなきゃほぼ見られない。携帯で見るのはキツイですよね、リアルタイムは。若い人たちが一番遊びに行きたい時間に、一番お金をかけたコンテンツが流れてるとか。インフラとしては不便さが一番終わってると思います」と見解を述べた。
さらにコンテンツにおける裁量については「強いプロデューサーがいれば、そこは権限があるからガッと決められると思うんですけど」とした上で「尺が決められているのが一番つらいですよね。自民党総裁選9人が立候補したとなると、60分番組で1人、何分しゃべれるんだと」と語った。続けて「ウェブのコンテンツだと1時間ガッツリしゃべれるんで。主張がよく分かるのはあると思います」とした。