TOKYO MXの生放送番組「バラいろダンディ」（月～金曜午後9時）の最終回が27日、放送された。14年4月1日からスタートした同局看板番組は、10年半の歴史を最後に幕を閉じた。
最終回にはMCの原田龍二、進行のフリーアナ新井麻希、金曜子メンテーターのの玉袋筋太郎、ヒップホップグループRHYMESTER宇多丸の4人が出演した。番組の最後に4人はビールグラスで乾杯。花束をお互いに配り合った。
玉袋は「バラダン11年、5時に夢中サタデー入れたら、13年間。こうやって宇多さんとずっとやらせていただいたことを、マッチメークしてくれた…個人の感想です」と切り出し、同番組のプロデューサーの名前を絶叫した。
宇多丸は「このコンビを見たい方は赤坂の名店、スナックたまちゃんに。本当にありがとうございました」と感謝した。
原田は「またMXに呼んでいただけると信じて。今までありがとうございました」とあいさつ。新井は「まともな人が1人もいない番組で。本当に居心地がよかったです」と語った。
そして最後に「あなたにもバラいろな人生を」のテロップで締めくくられた。
先月8月1日の放送では、今月27日をもって番組が終了することを発表。ナレーターが「大切なお知らせ バラいろダンディが9月末をもって終了することとなりました。10年以上にわたるご愛顧、まことにありがとうございました。残すところ2カ月となりますが、出演者、スタッフ一同全力でお届けしてまいります。最後の放送は9月27日金曜日です。ラストまでお付き合いください！」と読み上げた。
同番組は14年4月1日からスタート。22年3月からの1年間は放送時間を30分前倒ししたが、23年4月から現在の午後9時スタートに戻している。MCは、ふかわりょうが月～木曜、原田龍二が金曜を担当。週替わりの豪華コメンテーターの過激な発言がネット上でもたびたび話題となっており、コアなファンを獲得していた。