27日に投開票された自民党総裁選で、上位2人の決選投票に進めずに敗れた小泉進次郎氏（43）について、石破茂新総裁（67）が党四役の一角、選対委員長への起用を固めたと報じられたことを受けて28日、「選対委員長」が、インターネット上のトレンドワードになった。
進次郎氏はこれまでも国政選挙、地方選挙の応援で全国を飛び回ってきた。石破総裁は一定の国会論戦の後で衆院解散・総選挙に踏み切る方針だが、裏金問題に対する国民の批判を抱えたままの自民党にとって、厳しい視線が向けられる可能性もある次期衆院選が迫る中、進次郎氏に「選挙の顔」としての活動に期待する側面が大きいとみられる。一方、選対委員長となれば候補者調整など、実務的な手腕も問われることになる。
SNS上には「結構良い人選では？」「人気者は選対委員長に。なるほど」「進次郎が選対委員長か。セクシーな選択かもな」「もう今後ずっと選対委員長でいいんじゃないかすらある」「しんじろー選対委員長はなかなか面白い采配だと思う。笑」などのコメントがある一方で、「どうやら選挙に勝ちたくないらしい」「進次郎に選対委員長務まるの？」「妥当な人事かしら」「選挙に負けたら小泉氏の責任と言う事かなwww」「選対委員長 頭使わない役職だから適任だね」など厳しい指摘も。SNS上では賛否両論の評価となっている。
石破総裁は9月30日に新執行部を発足させる構えで、28日、人選に着手した。