TBSの宇内梨沙アナウンサー（32）は29日、TBS系「アッコにおまかせ！」（日曜午前11時45分）に出演し、慶大の先輩である自民党の石破茂新総裁（67）と、大学の同級生だった佳子夫人（68）との出会いの場に、想像をふくらませた。 番組ではこの日、自民党新総裁に就任した石破氏の人となりについて特集。石破氏と佳子さんは1975年（昭50）、慶大1年の時に出会ったが、石破氏が大学構内の図書館から本を小脇に抱えて階段をおりてきた佳子さんと初めて出会った時のことを、インタビューなどで「こんなにきれいな人がいるのかと。天地がひっくり返るくらいに驚いた」と、述べていることに触れた。
石破氏はその後、佳子さんに猛アタック。1度はフラれたものの、1983年（昭53）に結婚にこぎつけた。41年連れ添い、自民党総裁選の期間中に結婚記念日を迎えたことを、石破氏討論会で明かしている。
番組MCの歌手和田アキ子（74）は、図書館前での2人の出会いについて「そういうことってあるんだ」と感心するように口にし「人の出会いは本当に分からない。意外性が多いですもんね」と述べた上で、慶大出身の宇内アナに「宇内ちゃんなんか、慶応の大先輩に当たるわけでしょ？」と、石破夫妻と同じ慶大出身の宇内アナに問いかけた。
これに、宇内アナは「私はきっと、図書館というのは、三田（キャンパス）にある図書館かなあと思って、なんとなく勝手に景色を想像しました」と、石破夫妻の出会いシーンに思いをはせた「（佳子さんが）階段からおりてくる様子というのを、ずっと石破さんは覚えられているのだな」と、石破氏のロマンチストぶりにも触れた。
石破夫妻の出会いについて、和田は「奥さまもすごいんだね。図書館から本を小脇に抱えてって。うちらとは違うわよね」と述べ、出演者を笑わせた。