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【囲碁】世界選手権優勝の一力遼棋聖「自分自身が驚いている」東京・日本棋院での祝賀会あいさつ

日刊スポーツ 2024年9月29日 19時49分

囲碁の国際棋戦、第10回応氏杯世界選手権で優勝した一力遼棋聖(天元・本因坊=27)の祝賀会「一力遼世界一おめでとうの会」が29日、東京・市ケ谷「日本棋院」で行われた。

一力はトーナメント方式のこの棋戦で勝ち上がり、決勝5番勝負で謝科九段に3連勝。日本勢初の優勝をもたらした。国際棋戦で日本勢が優勝するのは、05年のLG杯(韓国)を制した張栩(ちょう・う)九段(44)以来、19年ぶりの快挙となる。日本囲碁界の悲願でもあった。

一力は、「優勝は雲の上という、想像できていなかったこと。自分自身が驚いていますし、うれしく思っています」とあいさつで話した。続いて、「今回の優勝は、チームでサポート態勢を整えれば、日本の棋士が世界に通用するとわかったのが大きな収穫ですし、そのためにもナショナルチームの強化を積極的にやっていった方がいい。若手棋士やこれからプロを目指す人たちが、国際棋戦での優勝を目指すための後押しになればと思っております」と強調していた。

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