＜エイミフルな毎日：UX富山詠美アナウンサー＞
「自分はどんな高校生だっただろう？」
10年前を思い返し、この職業への憧れや将来への漠然とした不安を抱えながら「毎日を必死に過ごしていたなあ」と懐かしくなりました。なぜ物思いにふけってしまったのかというと、新潟テレビ21は、令和の高校生を主役にした特別番組を制作しているのです！ その名も「GOGO！ 放課GO！」。
舞台は、長岡市の中越高校。NON STYLE井上さんと村重杏奈さん、そして、人気TikTokerりんぜさんが高校生たちと本気で語り合い、悩みを解決していくトークバラエティーです。
成人年齢が18歳に引き下げられてからは、“大人”として見なされる高校生もいます。子どもと大人とのはざまを生きる高校生たちは、どのようなことに興味を持ち、悩み、学校生活を送っているのでしょうか。リアルな気持ちを聞き取り、やりとりすることが、将来の選択肢を広げる手伝いにもなるのではないか。そんな作り手としての思いから、この企画は始まりました。
私は今回、制作スタッフの一員として番組に携わりました。テレビ離れが進む若い世代とともに作り上げる新しいコンテンツを目指し、会議を重ねた1年半。ひとつの番組を生み出すには、どれだけの人と時間と思いが積み重ねられているのかを、あらためて学ぶこともできました。
友人や家族にでも話しにくい恋愛や進路の悩み、そしてSNSが発達した時代ならではの葛藤など本音が行き交う1時間。「GOGO！ 放課GO！」は10月5日午後3時25分から放送予定です。高校生たちの本気に全力で応える井上さんや村重さんの熱量にも注目していただきながら、ぜひお楽しみください。
（新潟テレビ21アナウンサー）