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小池百合子知事、三原じゅん子こども政策担当相を評価「私の後継者」女性閣僚2人は「適材適所」

日刊スポーツ 2024年10月4日 17時2分

東京都の小池百合子知事は4日の定例会見で、10月1日に発足した石破茂内閣で登用された女性閣僚2人について「適材適所」だと評価した。

女性閣僚は、石破政権の19人の閣僚中2人で、副大臣、政務官を合わせても女性は計4人にとどまる。意思決定の場に女性が参画する必要性について問われた小池氏は、三原じゅん子こども政策担当相(60)と阿部俊子文科相(65)の2人の女性閣僚に言及。「三原じゅん子さんは、私の『婚活議員連盟』の後継者で、女性参画や子ども子育てに取り組んできた」と指摘。女優出身の三原氏は、子宮頸(けい)がんを克服して政界入りしたが「彼女自身、非常に健康に課題があってなかなか子育てということにはならなかったけれど、その分、女性のために仕事をしたいと、これまで非常に熱心に取り組んでおられたおひとり」と評した。

三原氏は、衆院議員だった小池氏が2016年8月に都知事に転身した際、それまで小池氏が会長を務めていた「街コン・婚活議員連盟」の会長に選ばれた経緯がある。

小池氏はまた、阿部文科相についても「国際的で教育にも熱心」と語り「(2閣僚は)適材適所だと思う」と述べた。

一方、この日閉会した東京都議会第3定例会では、5年ぶりの女性副知事として環境局長の松本明子氏(59)をあてる人事が承認された。小池氏は「意思決定の場に女性の観点、女性だろうが男性だろうが、仕事はしっかり進めていくというところで、松本さんに期待するところは大きい」と述べた。

その上で、都の女性登用を念頭に「東京都では、分野に関係なくそれぞれの職員としての力で局長職を務めてもらっており、それが女性の活躍をスムーズにしていく」と述べた。「新政権でも、いろんな場で女性議員のみなさんが活躍されることを期待しています」とも口にした。

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