笑福亭鶴瓶（72）が5日、テレビ朝日系の新番組「鶴瓶光太郎の転職したら人生○○だった件」（土曜午後1時30分）に出演。元男子日本バレー日本代表アタッカーだった中垣内祐一さん（56）の現在を追いかけた様子を伝えた。
俳優小泉孝太郎（46）と初めてダブルMC番組の鶴瓶は、中垣内さんが、福井県でお米農家を継いでいた様子をVTRで見ると「えっ、農業？」とぽつりとつぶやいた。江戸時代から続く米農家で中垣内氏が13代目にあたるという。2年前に父一夫さんから引き継ぎ、現在は当主。耕作面積は約33ヘクタールで、一帯では最も広い田んぼを保有しているという。取材スタッフから「バレーボールコートで例えるとどのくらいですか？」という質問に切り返し早く「約2200個分」と軽トラックを運転しながら答えていた。
この即答した様子を見た小泉は「出てくるのがすごい」と感心したが、鶴瓶は「よう言われてはんねんて。絶対言われてはる」と中垣内氏が取材慣れしているとすぐに見抜いた。中垣内氏はコシヒカリ、ふくむすめなど6品種の米を年間約150トンを収穫。鶴瓶は「ありがたいで、今、米、ないねんから」と素直に賞賛した。
中垣内さんは92年バルセロナ五輪で男子バレー日本代表を6位入賞に導いた当時のエースとして知られる。