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石破首相への敬語投稿、官邸公式Xが「表現適正化」で修正「今後は適切な情報発信を」官房長官

日刊スポーツ 2024年10月7日 12時56分

林芳正官房長官は7日の会見で、石破茂首相が5日に能登地域を視察した際の様子を、首相官邸公式X(旧ツイッター)が発信した際、首相への敬語を含めた文言を投稿し、疑問の指摘を受けてその後修正した経緯を問われ、説明した。

官邸公式Xは5日、首相の視察状況に関して「石破総理は能登の被災地を訪問し、お一人お一人と話され、困難な環境下にある人々のために力を尽くす決意を新たにされました」と、文末を敬語にした文章を投稿。これにSNS上で「身内に敬語を用いるのはおかしい」など疑問の声が噴出。これを受けて6日、官邸Xは「10月5日の投稿について、一部、表現の適正化を行いました」とした上で「お一人お一人と話し、困難な環境下にある人々のために力を尽くす決意を新たにしました」と、「されました」から「しました」に修正されたものを、あらためて投稿していた。

この「一部適正化」には「表現の適正化、ってAIかよ」「学習できていないAIが書いているような…」など、さらなる反発を招いている。

林氏は会見で、今回の経緯を問われ「官邸のSNSの発信で、総理について敬語を用いた投稿があり、翌日に表現を適正化した」と述べた上で「SNS発信では、内閣広報室で確認して投稿している。本件を受けて、私の方からもあらためて適切な情報発信を行うよう、指示をした。総理の動静を含め、今後も政府の重要施策の適性は発信に務めていきたい」と口にした。

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