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身内から疑問の声 非公認対象の平沢勝栄氏「決定プロセス理解に苦しむ」衆院選自民公認問題

日刊スポーツ 2024年10月7日 15時46分

自民党の平沢勝栄衆院議員(79)は7日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、今回の衆院選(15日公示、27日投開票)をめぐり、自身が非公認の対象となっていることを疑問視する内容の文書を投稿した。

自民党総裁の石破茂首相は6日、自民党派閥裏金事件への対応をめぐり、「裏金議員」の一部を衆院選で非公認とする方針を示した。政治資金収支報告書への不記載が確認された裏金議員は原則公認した上で、比例代表への重複立候補は認めない方針も示した。

平沢氏は文書で「衆議院選挙に於ける自民党の公認方針が決定しました。政治資金に関する問題について深く反省し、今回の党の判断を重く受け止めております。改めて国民の皆様にお詫び申し上げます」と記した。

その上で「なお、この問題に関する決定プロセスには理解に苦しむものが多々あります」とつづった。

「今後は自重自戒し、襟を正して、引き続き地元葛飾・日本の発展のために一意専心して参ります」とした。

平沢氏は衆院東京17区(葛飾区)選出で当選9回。旧二階派に所属していた。9月の自民党総裁選では、石破首相を支援した。

一方、この日行われた自民党東京都連の会合でも井上信治都連会長が今回の公認をめぐる執行部の対応に言及。平沢氏を含めて、公認を前提としてすでに準備に入っていることを明かし「なぜもう少し早く決断してもらえなかったのか」と、不満を口にした。

東京都連所属議員では、東京23区の萩生田光一元政調会長も、非公認の対象となっている。

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