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石破首相「変節の指摘当たらず」衆院解散めぐるひょう変、立民野田代表の「心変わり」批判に反論

日刊スポーツ 2024年10月7日 17時34分

石破茂首相の所信表明に対する各党代表質問が7日、衆院本会議で行われた。トップバッターに立った立憲民主党の野田佳彦代表は、自民党総裁選に出馬した際には予算委員会での与野党議論を経た上で衆院解散総選挙を主張していた首相が、首相就任の途端、10月選挙に「ひょう変」したことを取り上げ、「その心変わりは何か」と問いただした。

元旦の地震と先日の記録的豪雨に見舞われた石川県能登地域を視察した際の経験を踏まえ「『こんな時に選挙じゃないでしょう』という声があった。総理は果たして(能登で)選挙準備ができるとお考えですか」と指摘した。

さらに「総理は『今、勝てるとばかりに解散するのは憲法に反する』と、これまで何度もお話しされていた。総裁選でも『すぐ解散』を訴えた候補に対し、国民への判断材料を整えてからと諭すように言っていた。ところが就任したら戦後最短(の衆院解散)。早期に解散しても(憲法)7条解散ではないと主張していたが、明らかに7条解散ではないか」と、石破首相の「変心」ぶりを批判した。

石破首相は「新内閣発足に当たり、国民の意思を確かめる必要がある」と主張し「変節したとの指摘は当たらない」と、訴えた。

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