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新幹線内で急病人を救助 医師が提案「救急対応させる代わりに料金を半額にするとか…」

日刊スポーツ 2024年10月8日 11時17分

東京美容外科の麻生泰院長が8日までにX(旧ツイッター)を更新。同じ新幹線に乗り合わせた急病人を救助したことを報告するとともに、救急薬品などの常備を訴えた。

麻生氏は「今日も新幹線で急病人が出て、恐々行って来ました」と、体調が急変した乗客の対応にあたったことを報告。「きっと看護師さんや他の科のドクターもいらっしゃるかと思ったんだけど1人でした」と、ほかに医療従事者がいなかったことから名乗り出たと説明し、体調を崩した乗客について「昨日から発熱で無理して旅を続けてらした外人さんだったんだけど、旅程があると大変ですよね」とおもんぱかった。

続けて「新幹線には、サチレーションモニターとAEDがありますが、点滴がなかったです。聴診器とマンシェットはあったけど、長年血圧なんか測ってないし、しんどくて倒れてる人の腕を絞めるのも違うと思い測りませんでした。幸いサチレーションがあったので呼吸と心臓は元気そうだったので5分後の豊橋駅で降ろして救急車にお願いしました」と、新幹線内に備えられた限られた医療器具で救助した様子を振り返った。

その上で、「血圧が下がると点滴ルートを取れなくなるので本当はこの時点で点滴セットは欲しいですね。何らかの救急薬品とルートのセットは新幹線に積んでて欲しいです」と要望。「しがない美容外科医からJRさんへのお願いでした」と呼びかけた。

続く投稿では「新幹線に乗る医師は、救急対応させる代わりに料金を半額にするとか無料にするとかすれば、緊急時に出てくれる医師はいると思うよ。ナースは半額で医師は無料とかね」と提案。「ANAはニューヨーク便で救急対応したらファーストクラスにしてくれたことを思い出しました」とつづった。

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