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島田珠代 初エッセーでお笑いの裏の葛藤思い!?突然の涙「過去振り返ることしてこなかった」

日刊スポーツ 2024年10月8日 18時39分

吉本新喜劇の島田珠代(54)が8日、都内で、初エッセー「悲しみは笑い飛ばせ!島田珠代の幸福論」発売記念トークイベントに出席した。

イベント前に取材に応じ、「あまり自分の新喜劇のVTRとか、でき上がったものが見られないタイプで、今回の本もちゃんと確認できていない。じっくり読むのが怖い」と話したが、「でも、渋谷のど真ん中で取材に来ていただて感無量です」と喜んだ。

お気に入りのページとして書道をたしなむページを披露。「母が書道の師範をしていた」明かし、「私も突き詰めてと思ったで、書道のページにしました」とその理由を話した。「新喜劇ではお客さんの反応を見てからではできないギャグをやっているので、そういった集中力は書道で養われた」とし、「“道”が付く習い事はそういう力が付くので、ぜひ習わせて欲しい」とアピールした。

明るく取材に応じていたが、突然涙ぐむシーンもあった。「自分の過去を振り返ることをしてこなかった。ずっと前だけみてきた」と切り出すと、「子どもと離れている10年くらいがあって、それでも笑いの仕事を選んだ以上は人を笑わせなくてはならなくて、結構頑張っていた。そういう時期もあったのを知って欲しい」と、人を笑わせる裏に抱えた葛藤を明かした。

「どんな気持ちで書いていたのか」を問われると、「五色納豆」を2度繰り返した。取材会の場でこの説明はなかったが、トークショーで「いろんな感情だったことを表したかった」と話した。

「いろいろあったけどブレずに現場をやってきたつもり」と胸を張る島田。「プライベートで心が折れそうな方には“つらいこと”と“やらなきゃいけないこと”は別モノだぞって。つらいときこそ笑っておけって」と話し、「こんなヤツもいると希望をもって、前向きに生きてください」とメッセージを送った。

トークイベントには、椿鬼奴(52)ボルサリーノ関好江(53)も参加した。

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