スウェーデン・アカデミーは10日、2024年のノーベル文学賞を韓国の女性作家、韓江(ハン・ガン)氏に授与すると発表した。受賞が期待された村上春樹氏(75)の受賞はならなかった。
村上氏の母校、兵庫・西宮市立香櫨園(こうろえん)小学校では10日、6年時に同じクラスだった頭井(ずい)治男さん(75)、内堀均さん(75)や学校関係者ら10人以上が集まり、発表を見守った。
期待した結果とはならず、頭井さんは「期待はしてましたが外れました。残念。これが結果」と肩を落とした。
それでも、「また来年取ってもらえるようにね。候補になるだけでもたいしたもの。生きてるうちに、いつかは取ってくれるでしょう」と前を向いた。
内堀さんも「クラスのつながりを作ってくれてる」と感謝していた。