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萩生田光一氏、ひろゆき氏に「法的措置対応」から一転「丁寧さに欠ける投稿を」と謝罪、事務所X

日刊スポーツ 2024年10月11日 7時4分

派閥裏金事件を受け、衆院選で非公認となった自民党前議員の萩生田光一氏(61)が11日までにX(旧ツイッター)を更新。「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(47)に対して行った投稿削除要請をめぐり、謝罪した。

「萩生田光一事務所です。ひろゆきさん、先日は丁寧さに欠ける投稿をしてしまい失礼いたしました」と書き出した。

続けて「ひろゆきさんの投稿に含まれていた『統一教会で、教会長と一緒に信者に説教をしたり、『一緒に日本を神様の国にしましょう』と言ってた自民党の萩生田光一議員』という記述は明らかに事実と異なります」と訂正し「この点に関して、当事務所はこれまで報道各社からの問い合わせに対しても一貫して否定しています」とした。

そして「つい先日も、TBSの質問状に対して『証言内容の否定』と『証言者に疑義がある』と明確に回答したポストをしております」と補足。さらに「またTBSが作成した『萩生田の演説に証言のテロップを重ねた恣意的にも見える映像』もスクショで出回り、『街頭演説中の萩生田の発言』との誤解を生んでおります」と事情を説明した。

さらに「250万超のフォロワーを誇るひろゆきさんにおかれましては、その影響力の大きさから『双方の主張が異なる事案』について投稿される際には是非多角的な視点からご判断いただければ幸いです」と提案。「最後に、当方は本年9月にXを始めたものですから、5月の小沢一郎氏の投稿について今回ご指摘いただくまで認識しておりませんでした。今後ともよろしくお願い申し上げます」と締めくくった。

ひろゆき氏は「統一教会で、教会長と一緒に信者に説教をしたり、『一緒に日本を神様(教祖・文鮮明)の国にしましょう』と言ってた自民党の萩生田光一議員が、衆院選挙で非公認になる模様。統一教会とズブズブな議員が認められないのは当然だよね」と投稿していた。

その投稿に対し、萩生田氏は「該当する投稿は、当方が完全に否定している内容を基にしたものであり、事実無根の情報を含んでおり、当方の名誉を著しく毀損するもの」と反論。「総選挙が迫るこの時期に、影響力を持つ貴殿が真偽不明の情報を拡散される行為は、名誉毀損および業務妨害に該当する可能性があり、当事務所として厳重に抗議いたします」と主張。その上で「もし、該当する投稿が直ちに削除されない場合、法的措置を含む対応を検討せざるを得ません。つきましては、速やかに適切な対応を取っていただけるよう、強く要請いたします」として、ひろゆき氏が当該投稿を削除しない場合は、法的措置に踏み切る構えを示していた。

さらにひろゆき氏は萩生田氏に対し「事実と異なる部分の指摘がないので、何を削除したら良いのかわかりません。萩生田議員の記憶力は統一教会会長と自民党本部で面会した写真があるのに『記憶がない』というくらいで当てになりません」とポスト。別の投稿には「政治家に命令されたら、根拠がなくても国民は素直に従うべき、、と考える人が居るんですなぁ。。脱税も裏金もやり放題になりますね」とも記していた。

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