長崎出身のシンガー・ソングライター福山雅治が14日にグランドオープンする「長崎スタジアムシティ」に華を添える。開業前日の13日に、こけら落としとして、サッカースタジアム「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」でフリーライブ「Great Freedom」を開催する。
関係者によると、福山は出演に際して自ら手を挙げて申し出たという。デビュー35周年を前にした今年4～9月には自身最多となる、全国17カ所で35公演のアリーナツアーもこなした。その勢いに乗って、故郷に凱旋（がいせん）する。
約2万5000枚のチケットは当然、売り切れ。応募総数は28万件にのぼった。当日はサッカースタジアムに隣接する「ハピネスアリーナ」をはじめ、諫早市、雲仙市、島原市から壱岐市、津島市、五島市といった離島に至るまで、各自治体や経済団体、観光協会などの協力を得て、長崎在住者を対象に20カ所でハブリックビューイングも行うという。
なお、14日には約6000人収容の多機能可変型アリーナ「ハピネスアリーナ」のこけら落としとして、やはり長崎出身のアーティストさだまさしがチャリティーコンサートを行う。
こけら落としにふさわしい人気歌手の登場で、スタジアムシティが盛り上がるのは間違いない。