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もんじゃ焼きにハムカツパン…石破首相、歴代総裁同様ご当地グルメに言及し就任後初の街頭演説

日刊スポーツ 2024年10月13日 19時2分

石破茂首相(自民党総裁)は13日午後、首相就任後初めての街頭演説を埼玉県と東京都で行った。

自民党候補だけでなく、公明党の石井啓一代表の地元、埼玉14区の埼玉県草加市、同党の岡本三成政調会長の地元、東京29区の東京都荒川区にも足を運び、「自民党と公明党は協力して働いた人が豊かになる日本をつくっていきます」と訴え、自公連立政権への支持を訴えた。

JR日暮里駅前(東京都荒川区)で石井、岡本両氏と並んで街頭演説した石破首相は、サラリーマン時代に訪れた同駅前の思い出に触れる中、高層マンションが立ち並ぶ景色を見ながら「今はこんなになったのね、すごいね」と、変化に驚きをみせた。

歴代自民党総裁の街頭演説で定番となっている「ご当地グルメネタ」にも言及し「応援にくるまで知らなかったけど、もんじゃ焼きはここ(荒川区)が発祥なんだってね。もんじゃ焼き屋さんが70軒もある」とにわかプチ知識を披露しながら、同区内にありハムカツパンが有名な青木屋にも触れ、親しみやすさをアピールした。

一方で、党の派閥裏金事件に対する国民の厳しい視線を念頭に「我々自民党は、もう1度、あの野党になった時の反省を思い起こし、誠実で謙虚な政党としてこの選挙に臨んで参ります」と述べ、駅前広場を埋め尽くした連立与党を組む公明党の支持者らに理解を求めた。

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