Infoseek 楽天

松山千春2カ月ぶり復帰、パーソナリティー務めるラジオ番組出演 手術のため8月から活動休止

日刊スポーツ 2024年10月13日 21時3分

狭心症による冠動脈バイパス手術のため8月から活動休止していたシンガー・ソングライター松山千春(68)が13日、パーソナリティーを務めるFM NACK5「松山千春 ON THE RADIO」(日曜午後9時)で2カ月ぶりに復帰した。

オープニングトークで「皆さま、お元気でいらっしゃいますか。お前の方はどうなんだと言われそうな松山千春です」とユーモアたっぷりにあいさつ。「本当に、9月1日以来こうしてマイクの前に立たせていただき、番組をまたまた担当させていただきます」「松山千春、元気よく復帰ですから」と話した。

松山は8月11日に生出演した同番組で、「身体のメンテナンスのため検査をしてきましたが、狭心症の症状が悪化していることが分かった。精密検査をした結果、冠動脈バイパス手術による治療が最善と判明した」と報告。「治癒するまで3カ月ほど」とし、10月からのツアーを中止すると発表していた。

この日、「狭心症で、近くにある血管が詰まりかけて、これはまずいということで」と、あらためて冠動脈バイパス手術を受けたことを報告。「目が覚めたらICU(集中治療室)にいた。マネジャーに『手術どうだったわけ?』と聞いたら『そうやって話すことができるんだから成功です』と」。

ICUには7日間いたという。「ベッドに寝ていて、やることがないんだよ」とぼやき、「本音を言わせてもらうと、患者するのも体力がいる」。また「日曜日が来るたびに、頑張ってラジオに復帰しなきゃいけないなと思った」。

入院は3週間に及んだとし、「胸にタテに1本大きな傷が入っているわけだよ。ここを開いて(手術を)やったんだなと、風呂に入るたびに思うわけだよ」としみじみ。現在は歩いたり動いたりというリハビリを行っているという。

「ラジオは元気よく復帰」とする一方、「コンサートはまだ無理ですね」。10月からのツアーが中止になったことを「実に残念」としながらも「歌えるようになると思います。みんなの前に帰ってくることができたわけだから」と前向きに話した。

松山は08年に不安定狭心症で心臓のカテーテル手術を受けてステントを入れている。その後も、何度か心臓発作に見舞われていることを明かしている。冠動脈バイパス手術の前に、血糖値をコントロールするため糖尿病の治療も行うとしていた。

この記事の関連ニュース