立憲民主党の野田佳彦代表は15日、衆院選(27日投開票)の第一声を東京都八王子市内で行った際、この日緊急入院したことが分かったれいわ新選組の山本太郎代表(49)の体調を気遣った。
党公認候補に触れる前に「きのうまで各党の党首による討論がずっと行われてきました。そのメンバーのおひとり、れいわ新選組の山本太郎さんが、きょう未明に緊急入院されたそうであります」と触れた。
「考え方の異なるところはありましたが、問題意識の背景はよく理解できた。早くご快癒をされて、この短期決戦に戻ってこられることをまずはお祈り申し上げたい」と口にした。
れいわはこの日未明、山本氏の緊急入院を発表した。山本氏は14日夜、テレビ朝日系「報道ステーション」で放送された7与野党党首による討論会に生出演し、積極的に発言したばかりだった。このところは代表として連日、さまざまな討論会などに出席し、党の業務もこなしていた。
山本氏が緊急入院した理由など、詳細については明かされていない。