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山本太郎代表発症「アナフィラキシー」とは?アレルゲンの侵入が引き起こす過敏反応、生命危機も

日刊スポーツ 2024年10月15日 18時0分

れいわ新選組の山本太郎代表(49)が15日、X(旧ツイッター)を更新。自身の緊急入院について言及した。

「退院しました。昨夜、発疹ができていることに気づき、そこからかゆみを伴って全身に拡大。救急で診察いただいた結果、アナフィラキシーの疑い。念の為、入院となりました」と書き出し、この日の街宣は大事を取って中止すると発表した。

Xでは「アナフィラキシー」「緊急入院」などがトレンドワード入りしている。「アナフィラキシー」とは発症後、極めて短い時間のうちに全身にあらわれるアレルギー症状。アレルギーの原因となる抗原(アレルゲン、原因物質)などの侵入により、複数臓器に全身性にアレルギー症状が引き起こされ、生命に危機を与え得る過敏反応を意味する。「アナフィラキシーに血圧低下や意識障害を伴う場合」をアナフィラキシーショックという。複数の臓器(皮膚、粘膜、呼吸器、消化器、循環器など)や全身に現れる。

食べ物由来のアナフィラキシーの場合、鶏卵、牛乳、小麦、そば、ピーナツなど、特定の食べ物を食べると発生する。子どもから大人まで幅広い世代で起こり、特に乳幼児に多くみられる。

他にはスズメバチ、アシナガバチなどの蜂の毒液によるアレルギー、ペニシリンなどの抗菌薬、アスピリンなどの解熱鎮痛剤などの薬物アレルギー、天然ゴム製品に触れて発生するラテックス(天然ゴム)アレルギーなどがある。

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