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米映画「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」11日公開から4日で興収4・5億、洋画初登場1位

日刊スポーツ 2024年10月15日 19時20分

日本国内で11日に封切られた米映画「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」(トッド・フィリップス監督)が、14日までの4日間で興行収入(興収)約4億5000万円、動員約28万人を記録(全国368劇場、889スクリーン)し、週末公開の洋画で初登場1位を記録した。配給のワーナー・ブラザース映画が15日、発表した。

「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」は、全世界興収1500億円、日本でも50億円超と大ヒットした19年「ジョーカー」の続編。同作では、コメディアンを目指して派遣会社のピエロで生業を立てたアーサーが、悪のカリスマ・ジョーカーに変貌していく狂気の様を演じた米俳優ホアキン・フェニックス(49)が、米アカデミー賞主演男優賞を受賞した。

今作は、前作のラストでジョーカーが収監されてから5年後が舞台。5人を殺害した罪に問われ、アーカム州立病院に収監され裁判を待つアーサーが、院内の合唱サークルで歌う、レディー・ガガ(38)が演じたリーと出会う。アーサーは、社会的弱者ながら悪のカリスマに祭り上げられた自らを信奉するリーと恋に落ちる。

日本に先立つ10月4日に北米で公開されたが、興行成績の苦戦が伝えられた。相次ぐ凄惨(せいさん)な殺人シーンが展開された前作から一転、今作ではアーサーとリーの互いへの愛情をはじめとした心象風景が、ミュージカルシーンで表現されたことも話題となった一方で、前作との違いの大きさに評論家筋の厳しい評価も報じられてきた。

それが、4日に全米2万5788スクリーンで公開されると、週末3日間で興収4000万ドル(約59億2000万円)をたたき出し、2作品連続のNO・1スタートを切った。さらに、66の国と地域で初登場NO・1となった前作を超え、世界77の国と地域でもオープニングNO・1を記録している。

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