衆院議員や東京地検特捜部副部長を務めた弁護士の若狭勝氏が16日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。1994年にハワイ・ホノルルで占い師の母子を殺害したとして有罪判決を受け、服役中だった福迫雷太受刑者が現地の刑務所内で刺殺された件で、コメントした。
若狭弁護士はまず、「殺す道具をどうして手に入るか。狭い空間でどういう動機のもと、どういう形で犯行に及んだのか。普通では考えられない」と話した。
日本でも刑務所の中でも殺人事件が起こるのはまれにもあり得るという。最近も千葉刑務所で、受刑者が刑務官をノミで刺すという殺人未遂事件が起きた。
「刑務所の中だから、一般社会と違って安全だろう、犯罪とは無縁だろうと思っても、今回はハワイで起きた」
今後の捜査については、「少なくても関係者とか、人間関係は把握されやすい。どういう手段、方法で武器を入手したかが問題になる」と語っていた。