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結核で3カ月入院のJOY「あと少し遅かったら死んでいた」壮絶体験明かす

日刊スポーツ 2024年10月16日 15時58分

モデルでタレントのJOY(39)が16日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分=関西ローカル)に生出演。結核の集団感染についての話題から、自身が肺結核で3カ月入院した経験を語った。

感染したのは25歳の時で、入院3カ月は「割と長い方で。僕の場合は時間かかってしまった」。発見が遅れ「あと少し遅れたら死んでましたよ」と言われたと振り返った。

症状は「ほんとに軽いせきから始まりましたね」。イベントやテレビ出演など多忙で、「正直、睡眠もしっかりとれてなくて、食事もそこまでとれてなくて、ギリギリの状態で仕事してた」時期だった。

診断の「半年ほど前」からせきが続き、日がたつにつれ「血を吐いたことも数回」あったというが、「最初はせき以外の症状がなくて、3、4カ月たったころから、だるさ、微熱が出てきて」と振り返った。

「病院にも何度も行きまして、10カ所以上」を回ったが、いずれの病院でも「風邪だと思います」と言われ、当初は内科だったが、その後は耳鼻咽喉科へも。ただ、そこでも「咽頭炎かな」と診断されたという。

「結核という言葉は1度も出なくて。そのうち、どんどん熱が上がってきて、インフルエンザではないか? とか」

半年ほど、病名が分からないままだったが、ある日、夜の仕事を終えた後、激しい悪寒に襲われた。

「寒気、体の震えと吐血が全部一緒に。『死ぬ』と思ってマネジャーさんに(伝え)、夜間やってる救急に行き、初めてたんの検査とレントゲン撮って、ようやく(結核と判明)」

そこで、救急医から「あと少し遅かったら死んでいた」と告げられた。

病名が分かり、入院加療に入ったが「毎日40度ぐらい熱が出てて、低くても38度みたいな。先生の前で飲まなきゃいけないような(強い)睡眠薬を飲んで。つらかった」と明かした。

3カ月後に退院はしたものの、体調は万全ではなく、微熱が続き「完治まで10カ月」を要したという。

自身の経験から「若かったから結核を疑われなかったのか。でも、たんの検査とかしなきゃ、結核がどうか分からないらしいんですよ。結核は、まだまだ昔の病気じゃない。自分から(結核を)疑ってあげるというのも大事かなと思いました」と語っていた。

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