西武リアルティソリューションズ（本社・東京都豊島区）は16日、神奈川県箱根町にある箱根駒ケ岳三町の展望広場を「箱根駒ケ岳 芦ノソラ」として25年4月（予定）に改装オープンすると発表した。
1963年（昭38）に営業を開始した「箱根 駒ケ岳ロープウェー」で登る、標高1356メートルの箱根駒ケ岳は、箱根で2番目に標高が高い。ふもとの芦ノ湖だけではなく、箱根外輪山、富士山、相模湾、駿河湾、遠くは横浜ランドマークタワーや東京スカイツリーまで一望できる。この絶景パノラマスポットに、浮遊感を体感する展望デッキ、富士山と並んで写真を撮影できる巨大フォトフレーム、相模湾の景色をゆったりと楽しめるスペースを設ける。
同社では、箱根のリゾート開発を北海道・富良野、長野・軽井沢と並ぶ重要エリアと位置付けている。今回の改修で「箱根にまだ来たことがないZ世代」「パワースポットを巡る女子旅」「富士山観光を楽しむインバウンド（訪日客）」など、新たに利用客を見込んでいる。