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三宅裕司、小倉久寛SET45周年本公演「ニッポン狂騒時代」「50周年は2人でバク転」

日刊スポーツ 2024年10月16日 18時22分

俳優三宅裕司(73)と小倉久寛(69)が16日、劇団スーパー・エキセントリック・シアター創立45周年記念・第62回本公演「ニッポン狂騒時代~令和JAPANはビックリギョーテン有頂天~」(17~27日=東京・サンシャイン劇場、11月8~10日=AiiA 2・5シアター神戸)の公開稽古を行った。

「ステキなタイミング」「ルイジアナ・ママ」「可愛いベイビー」などの洋楽の訳詞を手がけ、「ミュージック・ライフ」編集長などを務めた漣健児氏の人生をモチーフに、1960年代の米国のカバーポップスをバックに描くミュージカルアクションコメディー。三宅は漣氏の父親をモデルにした社長の秘書、社長を小倉が演じる。

1979年(昭54)の旗揚げから45周年に、三宅は「こんなに続くと思わなかった。コメディーは、その場で笑いの結果が出るので、悔しさをもってやっていたら45周年になっていました」。

神戸公演には女優浅野ゆう子(64)がゲスト出演するが「神戸出身の浅野さんが『出る』と勝手に決めていましたので、台本を変えました。神戸公演は出るけど、東京には出ない」と明かした。

45年間でつらかったことについては「忙しすぎて劇団のことができなくなって、岸谷と寺脇が辞めていったことですかね」と、94年に、看板俳優だった岸谷五朗(60)と寺脇康文(62)の退団、企画ユニット「地球ゴージャス」結成を口にした。「彼らは彼らでやりたいことがあった。円満ですよ。岸谷の還暦祝いにワインを贈っていますから。寺脇の時は忘れたけど(笑い)。いいライバルです」と話した。

小倉は「45年は長かったかもしれないけど、アッという間だった。僕は三宅さんみたいに苦労してないから」。三宅が「次のことを考えなくていいからね。こっちが苦労してできたものを適当にやるだけだから」とツッコむと、小倉は「まぁ、そんな感じですね」と笑った。ここまでの本公演は62本。三宅は「最初の頃は、固まっていないうちに本場になって、やりながら直していった」と振り返った。

5年後の50周年について、三宅は「ここまで来たら50周年に行きたい。2人でバック転するかな」と笑った。

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