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NHK「おむすび」制作統括、批判の声をシャットアウト「3週間かけてまいた芽が花開く」

日刊スポーツ 2024年10月17日 17時4分

NHK連続テレビ小説「おむすび」の宇佐川隆史制作統括が17日、NHK大阪放送局の局長定例会見に出席し、同番組に寄せられる批判的な意見をシャットアウトした。

女優橋本環奈演じる“平成ギャル”のヒロイン米田結(よねだゆい)が、栄養士となって現代人の問題を「食の知識とコミュ力」で解決する平成青春グラフィティ。9月30日にスタートし、番組は現在3週目を迎えている。

宇佐川氏は「まずは無事に放送をスタートすることができ、ホッとしている。ここからがスタートと気を引き締めています」と心情を吐露。番組にはさまざまな感想が寄せられており、「貴重なご意見と重々承知している。ここからさらに楽しんでいただけるよう精進したい」と話した。

一部では、「つまらない」「視聴率が悪い」といったネガティブな意見も報じられているが、「結が自分の力で1歩踏み出そうとしているのを、私たちは3週間かけて丁寧に見つめ直してきた」。

脚本を担当する根本ノンジ氏と「これは連続テレビ小説。20週以上かけて描く人生なので焦らずいきたい」と意見を共有しており、「皆さんにも少しずつ主人公の成長を見守ってほしい」と訴えた。

18日放送では結が、自分の力で1歩踏み出そうとするという。

「まだ伝説の姉も隠されたままですが、第4週以降が1歩踏み出した結の冒険譚(たん)になっている。展開も含め、さまざまなものがこれまでとガラッと変わる。今から見てもおもしろいし、これまで結を見つめてきた方々にも『こういうことがつながったのか』と分かってもらえる。3週間かけてまいてきた芽が花開きます」と“伏線回収”を示唆。

続けて、「結の心の変化とともにダイナミックな展開になる。これからも1歩ずつ制作を進めていければ」と周囲の声をシャットアウトしていた。

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