乃木坂46梅澤美波(25)が23日、大阪市のカンテレで、24日スタートの俳優日向亘(20)主演の同局ドラマ「デスゲームで待ってる」(木曜深夜0時25分=関西ローカル)取材会に出席した。
プロデューサーからすべての責任をかぶせられ、「人殺し作家」というレッテルを貼られてテレビ業界から干された若手放送作家の戸村匠真(日向)が、デスゲーム制作会社の若手プロデューサー秋澤和(梅澤)と出会い、“デスゲーム作家”に転身し、復讐(ふくしゅう)していくドラマ。
作品にちなみ、テレビ業界の“怖さ”を聞かれた日向は「僕が見てる世界はクリアなんですよ。ドラマとかで黒いシーン、大人のしがらみとかあるのかなって思ってたんですけど、いざ入ってみて、出会う方たちがステキだったので、皆さんに守っていただけてる」と笑った。
一方、梅澤は「作り手と演者で見方は違うのかなと思いますが、私たちは託される側。皆さんが考えて作ったものをやるしかないので、そこら辺の圧やプレッシャーみたいなのは感じます。でも、それは当然のことなので、怖さにもつながるのかな。今日もスタッフさんにあいさつして、『期待されてるぞ』っていうのを感じた」と語った。
お互いの印象については、日向が「クールで落ち着いた大人の方と感じてたんですけど、現場に入って、僕が想像してたより柔らかくて、おしゃべり。いじられキャラでした」と明かすと、梅澤は「ギャップのある方。誰よりも現場を楽しんで監督とディスカッションしてた。それでいて、人なつこかったり、若さゆえの犬っぽさみたいなのもあって。年相応でもあるし、変に大人びたところもある少年。こんなに無垢(むく)な少年が存在するのかってくらいクリア」とほめたたえた。
これに日向は「うれしい。そんなにほめていただいて」と喜び、「ごめんなさい。僕はいじられキャラとしか言ってない。も、もっとあるんですよ。何かあったらすぐに助け舟を出してくださるし…」と慌ててほめ返したが、梅澤は「もういいよ」と苦笑していた。