元衆院議員の金子恵美氏(46)が23日、水曜レギュラーを務めるABCテレビ「newsおかえり」(月~金曜午後3時40分=関西ローカル)に生出演。夫宮崎謙介氏の兵庫県知事選の出馬断念表明をおわびした。
宮崎氏は22日、自身のYouTubeチャンネルで「10月31日告示の兵庫県知事選挙に真剣に立候補しようと考えておりました。ですが、一身上の都合によりまして、断念するということをこの場でご報告したいと思っています」と生配信した。
この出馬断念表明が番組のニュースランキングで4位にランクイン。金子氏は「申し訳ございません」と第一声。
宮崎氏が2、3カ月間、本気で情報収集をしていたと明かしながら、「唐突感が皆さんにあって、出馬宣言もしてないのに、突然不出馬宣言をされてもっていう部分があったと思います。なので、本人が言ったとおり、今回はしないわけですけど、少しでもお騒がせして申し訳ありません」と宮崎氏に成り代わって謝罪した。
夫婦間でしっかり対話もし、「多分、本人はこれをしっかり言いたかったんだろうなとは思います」と宮崎氏の心情を思いやったが、共演のお笑いコンビ「はるかぜに告ぐ」のとんずから「金子家のニュースじゃないですか。不出馬というか」とあきれ気味にツッコまれると、「すいません。極めて私的なね。申し訳ない」と謝るしかなかった。
直木賞作家の今村翔吾氏は「情熱があるのはいいんじゃないですか。興味なくすよりいいと思う。いろいろあっても、伊藤博文みたいなのもいるから。いろんなスキャンダルあって総理大臣何回もやってる方もおられる」とフォロー。
これに、番組MCのABCテレビ横山太一アナウンサーは「比較対象がとんでもない」とツッコんだが、金子氏は「もともと兵庫県知事もやってるんですよね。伊藤さん」と歴史上の人物と夫が比較され、まんざらでもない様子ながらも、「すいません、変な空気にして」とおわびの言葉も発していた。