お笑いコンビ、アンジャッシュの渡部建(52)が23日までにYoutubeチャンネル「アンジャッシュ渡部がいつか地上波のグルメ番組に出ることを夢見てロケハンする番組」のショート動画に出演。相方児島一哉(52)と作り上げた代名詞の「すれ違いコント」誕生秘話を明かした。
渡部は「もともとボケとツッコミみたいなコントをずっとやっていた。さまぁ~ずさんみたいなコントとか、当時海砂利水魚(現くりぃむしちゅー)とかが好きで。ギャグのセンスを見せていくようなネタをつくっていたんですけど、いかんせんウケるけど優勝ができない。そこそこウケるんだけど、印象に残らない」と切り出した。
そして「ある時、すれ違いコントじゃないけど、ストーリー性のあるネタが1個できた。それですごい評価を受けたんですよ。で、俺らこういうことかなと」と感じたという。
理由として「中肉中背の特徴のない2人だからこそ、脚本に力を入れたらコントを見てもらえるじゃないかと。片方が太っていたら、アンジャッシュのコント、できないじゃないですか」と分析。「超特殊なのは、AとBでコントつくるじゃないですか。最後の最後でどっちをやるかが決まるんですよ。厳密にいうと、ボケがいないコントなんですよ。客観的に見て、面白い関係性で、当事者(2人)は普通を当たり前にやっているコントなんで。極端な話、どっちがどっちをやってもいい」と語った上で「特殊だと思います」と続けた。