お笑いタレント山田邦子(64)が24日、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜午前8時半)に出演。多忙を極めた若手時代に言及した。
山田は一番多忙だった時期は「レギュラー14本。隔週の収録があると17本だった」とスタジオを驚愕(きょうがく)させた。「だいたい生放送を入れないと消化できないし、映画もあったり単発出演も入る。1日4本とかね」と答え、パーソナリティーのお笑いコンビ、ヤーレンズに「ヤーレンズさんも今そうかもしれないですけど」と笑った。
多忙なスケジュールも断ることはなかったと明かし、「楽しいうれしいじゃない。音楽もドラマもだから、喜怒哀楽の全部が出せるからちょうど良かったというか。お笑いばかりだと煮詰まっちゃっていたかもしれない」とした。「俳優さんのところ行けばさ、『いや~すごいかっこいい~』とかさ」と笑い飛ばした。
体調を崩すこともあったが「『代わりはいくらでもいるのよ』って言われちゃうから。熱あっても騒げば下がってくる。『誰もいないところでケガをしても1円にもならないでしょ、グーにして心臓より高く上げてたら大丈夫。始まったらギャーッと言いなさい。そうしたら番組から医療費が出るから』と言われてね」と話し、「昭和のやり方。よく働きましたよ」と振り返った。
伝説的バラエティー番組「オレたちひょうきん族」で共演したビートたけしについても「たけしさんも鬼瓦権造で自転車でヨロヨロやって、いつもぶつかって転ぶネタ。けがしてましたよ。そのたびに病院行ってまたすぐに帰ってきてました」と懐かしんだ。