「長崎・ハウステンボス」(長崎県佐世保市)は24日、世界唯一のミッフィーのテーマエリア(名称未定)を開業すると発表した。ハウステンボスの華やかなヨーロッパの街並みで、どこを見渡してもカワイイを体感できる、ミッフィーの世界観を届ける。ブランド「憧れの異世界。」を掲げ、さらなる成長を目指すための第1弾だ。
来年はミッフィー誕生70周年。「ミッフィーとなかまたちのあこがれの休日」をコンセプトに、華麗で趣のあるヨーロッパの都心を思わせる場になっている。飛行機やヨットに乗って冒険したり、絵本の世界を体験するなど3つのアトラクションが登場する予定。グルメやグッズを楽しめるレストラン、ショップも開業するという。
ミッフィーの生みの親、ディック・ブルーナ氏は1987年(昭62)に前身の「長崎オランダ村」を訪れて以来、親交を深めている。ハウステンボスのために描き下ろされた、赤いスカーフと黄色の木靴、オランダ国旗がポイントのオリジナルミッフィーが長く愛されてきたことから、今回の新エリア誕生につながった。