Infoseek 楽天

デーブ・スペクター「どう見られるか分かるはず」自民裏金非公認候補への2000万円支給に言及

日刊スポーツ 2024年10月25日 11時39分

テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターは25日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に出演し、自民党派閥裏金事件を受け衆院選(27日投開票)で公認されず無所属で戦っている前職候補に、党側から活動費2000万円が振り込まれていたことについて「どう見ても、イメージが悪いですよね」と苦笑した。

今回の問題は23日付の「しんぶん赤旗」の報道で表面化。党側は公認候補者が代表を務める選挙区支部に「公認料分」として500万円、「活動費」として1500万円の計2000万円を支給しているが、これとまったく同額を裏金問題で公認されなかった候補の側にも支給していたことが表面化。石破茂首相は24日の街頭演説で「私たちは候補者にお金など出しておりません」と、反論。党も各陣営に発出した文書で「あくまでも『党勢拡大』のために、自民党の選挙区支部(および県連)に交付されたもの」とした上で「選挙における、公認/非公認とは無関係」「『裏公認』『偽装公認』という指摘は一切当たりません」と反論したが、誤解されても仕方のない対応と党内でも疑問の声があるほか、実際に支給を受けた非公認候補からも、党の対応に困惑や批判が出る事態となっている。

デーブは「どう見てもイメージが悪く、苦しい弁明も多い。『党勢拡大』とかものすごいあいまいな目的を言っている」と、党側の説明に言及。「これは新聞が暴露したが、今の時代は割と簡単にリークができる。どういう意図でリークされたのかは分からないが、そういう世の中だ。(そういう中で)よくもこれをやっちゃったなと」と、選挙期間中に支給したタイミングの悪さにも触れた。

「(自民党に)悪いつもりがないにしても、(有権者に)どういうふうに見られるか、分かるはずなんですなんですけどね」「非公認にした、申し訳ない、みたいな感じのフォローにも見える。石破政権には、かなり頭が痛いところではないか」とも口にした。

この記事の関連ニュース