俳優でタレントの東ちづる(64)が25日、大阪市内で、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」に生出演。敗血症による多臓器不全のため、9月に79歳で亡くなったタレントでファッション評論家のピーコさんをしのんだ。
東は「ちょっとなんか、まだピンとこないんですけども…」と言いながら、「(ピーコさんに)会ったその日から『ちづる』って呼ばれて。呼び捨てで」と、初対面当時を振り返った。
その後は「頼んでもないのに、会うたびにファッションチェック…会うたびにしてくれて…」と思い起こし、「『あんた、アクセサリー、何でも着けりゃいいってもんじゃないのよ!』って(笑い)。でも、その後に『かわいい』って。最後にこうね、はい」。
感極まった表情で、辛口トークで知られたピーコさんの素顔、その優しさを思い「辛口って言っても、でも、おもしろいんですよ。この業界に多様性という風を吹かせてくれた方ですよね」と言い、しのんだ。
また、バラエティーや情報番組で多く共演したという眞鍋かをり(44)は「カメラが回ると、すごく毒舌なんですけど、メーク室だと毒舌の中に愛があるので、メーク室で会うのが楽しみだったんですよね」。
ここ数年、ピーコさんは表舞台へ出ておらず、眞鍋は「でも、ある時期を境に、会う機会がそういえばなくなったなって、感じた瞬間があったんですけど…」と残念そうに、ピーコさんをしのんでいた。