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高橋洋一氏、投票率アップにユニーク提案「1人10万円を」「東京でばらまいた方がフェア」

日刊スポーツ 2024年10月26日 10時43分

元内閣官房参与で財務省OBの高橋洋一氏(69)が26日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜午前9時30分=関西ローカル)に出演。選挙の投票率アップにユニークな提案をした。

衆院選の投開票が27日に迫った。番組ではWEST.中間淳太(37)から投票率を上げるにはどうすればいいかが投げかけられた。

世界20カ国以上で採用されている義務制や投票によって飲食店などで受けられる“選挙割”、身近な商業施設に期日前投票所を設置するといった案が紹介される中、高橋氏は「上げ方は正直言って簡単。ペナルティーを与えるっていうのが義務制、もう1個インセンティブを与えるっていうやり方なんだけど、1番簡単なインセンティブが投票権持って行ったら1000円くれるってやつ。1000円くれても投票率100%になっても1000億だから、ほとんど選挙コストと変わらない」。

今回の衆院選の選挙費用は約815億円、選挙人名簿登録者数は約1億462万人で、これを踏まえての試算だ。

さらに、高橋氏は「1人10万円を100万人に配る。1人10万円が100万人に当たるってやつ。これも(費用は)1000億円。こんなことすれば(投票率は)間違いなく上がります。どうせ、みんなね、選挙前にばらまきするから。それを考えたら、東京でばらまいた方がフェアはフェアなんですよ」とユニークな提案をした。

一方で、「これは既存政党に不利になるから、どこの国もやらない」と本音も明かしていた。

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