政治ジャーナリストの田崎史郎氏（74）が28日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜午前8時）に生出演。衆院選での15年ぶり与党過半数割れについて言及した。
「これは大変な事態。発足当初から少数与党政権でスタートになる。過半数に対して自公は18議席足りなくて。首相指名選挙は乗りきれても、今後予算案とか法案についてどこかの協力を得なければ、誰かの協力を得なければ、全部否定されることになるんですよ。相当厳しい、国会運営、政権運営になると思います」と切り出した。
MCの羽鳥慎一から「最後の2000万円がなかったらだいぶ変わってましたか」と聞かれ、「2000万の影響は、先週半ばに自民党の選対の人と話したら、だいたい210プラマイ10って言い方をしてたんですよ。200から220の間、自民党が」と語った。結果、自民は191議席だった。「それが一番最低とみていたラインよりもさらに10議席近く少なかったので。10議席程度の影響はあったんだろうと思います」と推察した。