政治ジャーナリストの田崎史郎氏（74）が28日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜午前8時）に生出演。衆院選での15年ぶり与党過半数割れをめぐり、自民の石破茂首相が自身の辞任について否定したことについて言及した。
「石破さんは自分でここは乗り切らなきゃいけない。周りの方に言われてるのは、自民党は数を大きく減らしたんですけど、比較第1党。立憲民主党に比べたら多いわけですね。比較第1党であるならば、政権を担う責任があるというお考えです」と語った。
森山裕幹事長も自身の辞任について否定しているが「これは森山さんの責任は今後出てくると思います。というのは、2000万円の給付を誰が決めたかなんですよ。自民党のシステムとして、総裁であると総理と幹事長、そのどちらかが決めなければできないんですよ」と語った。
さらに「今回のケースは、幹事長の森山さんが具体的には決めてるんですね。お金を支給することについては石破さんもOKしてるんですけど、いつどのような形で扱って決めたのは森山さんなんですよ。官邸の人たちは、まさか選挙中に配るとは思ってなかったということなんですね。そういう意味では、森山さんの責任論は出てくると思います」と推察した。