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国民・玉木雄一郎代表「ポストはいりませんので、ぜひ掲げた政策を」「アップデートする局面」

日刊スポーツ 2024年10月28日 19時35分

国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が28日、TBS系「Nスタ」(月~金曜午後3時49分)に生出演。他党との連携の可能性に言及した。

国民民主党は、派閥の裏金問題などで逆風が吹いた自民党への批判票の受け皿となって躍進した。議席は改選前の7から2倍以上と、大きく増やした。

玉木代表は主要ポストをもらう代わりに与党と手を組む可能性があるのか問われ「ポストはいりません」と断言。「政策を実現してほしいなと思っています。今回は“政治とカネ”が大きなテーマだったんですが、私たちはあえて『手取りを増やす』という経済政策を訴えて一定の支持をいただいた」と説明した。

「この政策を実現しないと支持していただいた方の期待に応えられない。ポストはいりませんので、ぜひ掲げた政策を1つでも2つでも政府与党にのんでいただいて、実現してもらいたいし、そこを強く求めていきたい」と選挙戦を通じて訴えた政策の実現を改めて重要視するとした。

他党との連携は現時点で具体的にはないとしたが「幹部が各党と始めていると思う。自民党さんからはすでにそういう話はあると思います。立憲さんからはまだ聞いてませんけど。よく話を聞いた上で、我々や支援をいただいた方が納得できる理屈があればあり得る」と言及した。

玉木代表は今回の衆院選に「今までは自公で過半数を占めていたので、政策決定は国会の外で決まる。どの党も過半数を取ってない初のケースだと思うので、新しい政策決定のルールやお作法を決めていく新局面。建設的に加わる必要がある。ルールをアップデートする局面にきていると思う」と主張した。

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