政治ジャーナリスト田崎史郎氏(74)が29日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。自民党の野党との連携について解説した。
28日未明に、全485議席の当選者が確定し、自民党は公示前より65議席減の大敗を喫した。また、国民民主党は、派閥の裏金問題などで逆風が吹いた自民党への批判票の受け皿となって躍進した。議席は改選前の7から2倍以上と、大きく増やした。
田崎氏は野党の連携に「石破さんは連立に対して、『議席を伸ばした党』と言っていて、明らかに国民民主党を指している。連立かどうかは閣僚を入れるかどうか。部分的な政策協力でやろうという話だと思う」とした。
続けて「国民民主党のかねてからの主張はガソリン税のトリガー条項を外すこと。もう1つは選挙中に訴えていた、年収103万円の壁をどうにかしたいということ。実際には自民党の森山幹事長と、国民民主党の榛葉幹事長の間で今ひそかに進められている」と主張した。