シンガー・ソングライターASKA(66)が29日、ブログを更新。2000年にCHAGE&ASKAとして開催した韓国公演をめぐる当時の一部報道を否定するとともに、自身が来年2月に開催予定のマレーシア公演に関して、旅行代理店との行き違いが起きたことを明かして謝罪した。
ASKAは「来年、行います『アジアツアー』のマレーシア公演について。この度、発覚しました出来事(事故)の詳細をお伝えさせてください」と書き出し、90年代前半から継続的に行ってきたアジアツアーに言及。「このアジアツアーにおきまして、CHAGE&ASKAが経営する会社がツアーを募ったことはありませんでした」と明言した上で、「特に、週刊誌に書かれていた韓国公演。『日本から5000人のファンを引き連れて行った』と、いう事実はありません」と、2000年8月26日、27日の2日間で約2万人を動員した韓国での親日親善コンサートをめぐる当時の一部報道を否定した。
「韓国公演は韓国の方々に参加してもらうのが主旨でした。ですので、日本から参加される方々には、独自でチケット確保(購入)していただきました」と説明。ただ、日本のファンからも多数の問い合わせがあったことから「海外という事情もありましたので、事故がないよう、そのようなお問い合わせ対しては、各地区、複数の旅行代理店を紹介しました」といい、誤った報道につながったようだ。
こうした過去の出来事を記した上で、25年2月23日にマレーシア・クアラルンプールで開催する公演において、「会社(Burnish Stone)の海外担当と旅行代理店との間で行き違いが起こってしまいました」と明かし、「一重にウチの会社のミスです。これまで避けてきました本人(事務所)による海外公演へのお誘いという形が、一般メディアに広告されてしまいます。その広告を止めることが、もうこの時点ではできません」と説明。
「私『ASKA』としましては、あくまで旅行代理店が募集するマレーシア旅行への広告であり、『ASKAのライブをマレーシアで見よう』という趣旨ではないことをお伝えさせてください」と強調した上で、「なに分、海外担当も初めてのことであり、これまでの私の主旨(ポリシー)を理解していなかったことが原因です。これは、私が担当に対し、海外公演の意義、趣旨を丁寧に伝えられなかったことから発生した事故です」と分析。「今後は、このようなことがないよう努めて参ります」とした。