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れいわ大石晃子氏が謝罪 炎上中のタイ人片言パロディー動画を削除「差別的意味ない」経緯説明

日刊スポーツ 2024年11月1日 17時47分

れいわ新選組の大石晃子衆院議員(47)が1日、X(旧ツイッター)を更新。過去にSNSへアップした動画が炎上し、削除したと発表した。

削除済みの当該動画内で、山本太郎代表が「淀川区 東淀川区 西淀川区 此花区のお前に教えてやる よく聞け」「30年の不景気 この失敗は 自民党と公明党に作られた」などと語り、比例で「れいわ」、小選挙区では「大石あきこ」に、などとする内容を片言の日本語で語っている。ネット上では当該動画が拡散され、批判が相次いでいた。

大石氏は「10月25日(金)に公開した、『ナインだよ』のオマージュ動画(いわゆるカタコトの動画)が炎上し、削除するにいたった件について」と書き出した。続けて「これは、私が、9月の山本代表の来阪時、動画出演を依頼し、代表が演じたものを大石事務所が編集したコンテンツです。カタコト動画の元ネタは、ナインさんというタイ在住のTiktokインフルエンサーがカタコトの日本語でタイを毒舌気味に紹介するものです。わかりやすい、新鮮に聞こえる、意外性が笑える、そういう文脈で流行っていて、若い人などがマネ、パロディ動画をたくさん出しています」と説明した。

そして「動画を作成・公開したのは、流行っているから、おもしろいから、その流行自体に『カタコトへの差別的意味合い』は無かったから、です」とした上で「社会で虐げられている人を見下す文脈で、その人たちに言及したり揶揄したりマネをしたりすることは、たとえ巷で流行ったとしても許されないですが、そういう流行ではないと判断しました。新しい言語のあり方(流暢な言語が上位とは限らないし、むしろそれを破壊する新たな価値観)も提案するものだと思っています」と記した。

さらに「一方、巷で流行している文脈はそうであっても、公人がカタコトのマネをするのはまた違う文脈が生まれるのだ、という指摘は重く受け止めお詫びいたします。今後、気を付けます」と戒めた。

大石氏の投稿に対し「大石あきこさん、応援してるけど、危険なことせずに上手く、あなたが、心にダメージ受けない用に政治改革しなちゃならないと思う。山本太郎代表と共に、健康第一にしなければなりません。応援しております」「選挙期間中なので言わなかったけど苦々しい気持ちでいました。同じ人いるんじゃないかな。TikTokでは有名ですが公的立場では注目はされても相応しくはない内容でしたね。政治家も有権者も以後気をつけましょう」などと書き込まれていた。

大石氏は衆院大阪5区に出馬し、日本維新の会の梅村聡氏(49)に敗れたが、比例近畿ブロックで復活当選した。

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