韓国ピザハットが倒産危機に陥った? 韓国の国民日報は5日「天下のピザハットがなんで?…法廷に回生申請」のタイトルで、世界的なピザブランドの経営危機を伝えた。
記事によると「ピザハットはチーズなどの食材に不当なマージンを加えて加盟店主に提供し、200億ウォン(約20億円)を超える不当利益を得た。その利益金を還元するようになり、営業中断の危機に陥った。そのため苦肉の策として回生申請を行った」と報じた。回生は韓国での再生手続を指す。
今後1か月間、加盟主との交渉に入るが、交渉が決率した場合、法廷の仲裁に入る。それでも合意できなかった場合には、営業できなくなることもある、という。国民日報はさらに「ピザハットは昨年営業損失の財務状況のため、返却できる資金がないとみられる」と伝えた。
ピザハットは米国の運営会社から各国それぞれの法人がフランチャイズ権を付与されるなどしており、韓国ピザハットの影響は日本には及ばないとみられる。