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野口健氏、後輩登山家の登頂報告に安堵と祝福「よくぞ、やってくれた」

日刊スポーツ 2024年11月6日 9時23分

アルピニスト野口健氏(51)が、6日までにX(旧ツイッター)を更新。ヒマラヤ山脈「パンドラ山」(標高6850メートル)の東壁に挑戦していた登山家で山岳ライターの大石明弘氏から無事に登頂及び下山したとの報告を受け、祝福した。

野口氏は「ヒマラヤのパンドラの未踏ルートに挑戦していた大石明弘さん達、3人がやってくれました!!!無事に登頂し下山したとの知らせ。メールが届きました」と報告。これまでに多くの登山仲間を失ってきただけに、大学時代の山岳部の後輩でもある大石氏の身を案じていたが、「やっと『。』をつけることができました。ギリギリでしたがやりました」と安堵(あんど)した。

大石氏は、15年12月に登山中の遭難により43歳の若さで亡くなった世界的な登山家で、自身が師と仰いだ谷口けいさんの思いを継いで氷壁に挑戦した。

野口氏は「谷口けいさんがなし得なかった目標を大石がやってくれた。よくぞ、やってくれた。初めて、待つ人間の気持ちがよく分かりました。これは、大変なものです」と称え、「とにかくよかった。実によかった。おめでとう!!!そしてお疲れ様でした。それにしても、やったな」とメッセージをつづった。

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