日本民間放送連盟が選出する「2024年日本民間放送連盟賞」の表彰式が6日、都内で行われ、23年7月から放送された日本テレビ系ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」がテレビ部門の準グランプリに選出された。
演出の鈴木勇馬氏は「このドラマは本当に、生きてほしい、いろいろつらい思いをしている人とか、特に高校生、若い人たちに向けて、スタッフ、キャスト一丸となって、生きよう、生きてほしい、そのメッセージを込めさせてもらいました。制作から1年くらいたちますが、またどこかで誰かを救う作品になっていたら、うれしいなと思います」と受賞を喜んだ。
同作品は松岡茉優演じる化学教師が、卒業式の日に4階から自身を突き落とした生徒を探るべく、始業式の日からさかのぼって真相を突き止めていくオリジナル物語。19年に人気を博した同局系「3年A組-今から皆さんは、人質です-」と同じプロデューサーと監督が手がけ、硬派に人の心を描いた。