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パックンのトランプ氏めぐる炎上発言 茂木健一郎氏「これくらいでガタガタ言ってたら…」

日刊スポーツ 2024年11月7日 13時12分

脳科学者の茂木健一郎氏(62)が7日、X(旧ツイッター)を更新。“パックン”ことお笑い芸人パトリック・ハーラン(53)のドナルド・トランプ氏(78)をめぐる炎上発言に私見を述べた。

パックンは6日、BS-TBS「報道1930」(月~金曜午後7時30分)に出演。トランプ氏が米大統領選で勝利宣言したことについて「想定内じゃなかったのでは?」と水を向けられると、「前々回、ヒラリーが負けた時は想定外ですごいショックを受けて、そのショックが8年…今朝まで続いた」と、16年大統領選で民主党のヒラリー・クリントン氏がトランプ氏に敗れた際のショックを振り返った。

今回はそうしたショックを避けるために、「どっちが勝ってもおかしくない、トランプが勝ちそうな気がします」と自身にも言い聞かせるように周囲に伝えていたというが、「いざフタを開けてみると、やっぱりショックです。これも8年、10年、たぶん死ぬまで続くショックだと思う」と嘆いた。

続けて「(トランプ氏が大統領を務めた)4年間を思い出してください。2回も弾劾されてるんですよ? 金正恩とラブレターを交換してるんですよ? あのプーチンともすごいラブラブな状態になってるんですよ? 権力を乱用してるんですよ? グローバルサウスを“クソダメ国家”とか言ってるんですよ?」と投げかけ、「僕から見れば“真っ黒”なんですけど、その真っ黒な人が過半数の人に選ばれたことになりそうですね」と皮肉を込めていた。

パックンの発言はトランプ支持者の反感を買い、SNS上には批判コメントなどが多数あがったが、茂木氏は「アメリカのコメディとしては標準的な、というか控え気味な表現に過ぎないと思う」と擁護。「これくらいでガタガタ言ってたら、笑いの異文化交流なんかできないよ」と指摘した。

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