弁護士の紀藤正樹氏が7日までにX(旧ツイッター)を更新。米大統領選の民主党の敗因について、「もともと再選を目指さないと表明していたバイデン大統領(81)がこの4年間正当な後継者を育てなかったことが最大の敗因だと思います」と私見をつづった。
5日に投開票された米大統領選では、返り咲きを目指す共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(78)が、女性初の大統領を目指した民主党候補のカマラ・ハリス候補(60)を破り、勝利を確実にした。
民主党は当初、前言を撤回して2期目を目指したバイデン大統領を候補とした。テレビ討論会での滑舌の悪さ、覇気のなさなどが目立ち、印象を悪くした。何よりも高齢ということが改めて不安視され、撤退。急きょハリス氏に候補交代という事態になった。
大統領選は、全50州と首都ワシントンに割り当てられた選挙人の過半数である270人を確保した党が勝利する。選挙前は「接戦」と報じられてきたが、フタを開けたら激戦州で民主党は軒並み落とした。