英国人の元飛び込み選手トム・デイリーさんが8日、フジテレビ系「めざまし8」（月～金曜午前8時）に出演した。トムさんは同日から東京・渋谷パルコで開催される初の展覧会PRのため、来日していた。21年東京五輪10メートル高飛び込みで銅、男子シンクロ高飛び込みで金、今年のパリ五輪では男子シンクロ高飛び込みで銀メダルなど計5個のメダルを獲得した実力者。パリ五輪後に引退を表明していた。
競技の合間に編み物をする姿を披露し、「編み物王子」と呼ばれるようになった。トムさんにとって編み物は、「人生の大切な要素であり、心を落ち着かせるもの。そして、自分自身を最大限に引き出してくれるもの」と言う。
スタジオには来日する飛行機の中で4時間で編んだというおいっ子のためのベビー服、赤のニットセーターなどを持参した。コメンテーターでお笑いコンビ、メイプル超合金のメンバーのカズレーザーは、赤いセーターを手に「これ、いいなぁ。いただこうかしら」と早速、興味を示していた。
25日までの開催で、場内では展覧会オリジナルグッズを販売する。また、4点の作品をネットオークションに出品。収益はチャリティーとして同性婚支持の団体に寄付されるという。